デザインの現場から

2015年11月

2015.11.07

2人の巨匠

北吉です。

30年ぶりにF.L.ライトのヨドコウ迎賓館に行って来ました。

デザインの仕事を始めた頃、一緒に勉強していた仲間達と行って以来でした。

F.L.ライトは20世紀のアメリカ合衆国が生んだ建築の巨匠です。
日本では帝国ホテルの設計者としてよく知られています。
この建物は国の重要文化財の指定を受けており、
1918年山邑家(灘の酒造家8代目)の依頼を受けて建てられたものです。
その後㈱淀川製鋼所が大切に保存しています。
世界で一番作品の数と弟子の数が多い建築家です。

エピソードに、雑誌社のインタビューを受けた際
「これまでの作品の中で、どれが一番好きですか?」との問いに、必ず
「NEXT!」(次のだ!)
と答えていた事がとても印象に残っています。

次に、車で走る事30分程の所にある宝塚の手塚治虫記念館に脚を運びました。

前から気にはなっていたのですが、やはり期待通り楽しい建物でした。

手塚さんのすごい所は何と言っても、見識の豊かさでしょう。

過去から未来まで、日本から世界まで、医学、化学、科学、人間学、動物学、SFに至るまで
すべてにおいて研究した事を漫画によって表現できるところでしょう。
ちなみに私の一番好きな作品は、晩年に描いた「アドルフは告ぐ」です。
一度読んでみてください!


今日は巨匠2人を訪ね、改めて初心に帰り精進を誓った一日でした。


                           北吉 敏文