2005 茶道教室・難波

茶道の大成者・千利休は『茶道とは』の問いかけに対し、『茶は服のよきように点て』『炭は湯の沸くように置き』『冬は暖かに夏は涼しく』『花は野の花のよ うに生け』『刻限は早めに』『降らずとも雨の用意』『相客に心せよ』の七則で答えている。自然体のままで季節感を大切にする“もてなし”と“設え”を基本 にした生活文化ということだろう。多望な毎日を過ごす時代の中で、現代人はくつろぎを求め、癒しを欲しがる。『茶茶くらぶ』では、これらの現代社会のニー ズに呼応すべく、また従来、敷き居の高かった茶道へのアプローチを新しい形として提言する、いわば新業種なのである。空間構成においては、まず茶道、そし て裏千家のルールを完全に踏まえた上で(特に所作動線寸法など)、近代建築物の中にシンプルかつモダンに表現していく方法をとっている。

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Chashitsu