2013 Dental clinic TAKANNA west

木の質感や見た目の優しさに重点をおいたビルのコンセプトを与条件と考え計画を始めた。共用部から院内へデザインを連続させ、ビルの一部に溶け込むことで、逆に顔となりビルを媒体として街へ発信しようと試みた。インプラントや審美歯科などをメーンとする本院では、マイクロスコープや無影灯などの手術用機材が多数導入された。尖端が鋭利な道具やロボットのような機械はどうしても恐怖感を与えてしまう。そこで、できるだけ柔らかい質感の木や紙クロスを使用し、また照明の切り替えにより、術中の休憩時に患者がくつろげるよう配慮した。医院設計においての“演出”とは、“過剰な装飾を施す”の意ではなく、患者の緊張感を少しでも和らげ、心地良くリラックスできる空間を創造することではないだろうか。

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Clinic